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Cabina90をいじる・その1


ディスクブレーキ化

キャビーナ50/90のフロントは12インチでキャストホイール、サスペンションもSHOWAのオイルダンパー入りのしっかりした物ながら、ブレーキだけはドラムブレーキです。フルノーマルの状態でも80km/h以上出て、100kgを超える車体を止めるには役不足であると思います。なお、私の持つ他のスクーターはいずれもフロントディスクブレーキで、しかもノーマルよりブレーキを強化してあるので余計に効かないブレーキと感じるのも有るかもしれません。
 ディスク化にあたっては、他のフロントディスク車の前廻りを移植する事とします。走行時の安定性や、スタイルの維持を考えると10インチではなく12インチで行きたい所です。フロント12インチでディスク車のスクーターはホンダ フォーサイト、フリーウエイ、ヤマハ マジェスティ、スズキ アドレス110、ZZ(ジーツー)あたりとなります。フリーウエイはトレーリングリンクなので操縦性もかなり変わりそうな感じがします。全て新品でパーツを取って組むと高くつくので主要パーツは中古でやる事にしましたが、そのうちで一番入手性の高いマジェスティ250の物を使う事にしました。私は某ネットオークションで入手しました。解体屋などで入手可能な場合はアドレス110、ZZの物の方が良いかもしれません。
 揃えるパーツはステムから下一式とブレーキ廻りとなります。左右フォーク(ステム付き)、ホイール(ブレーキ付き)を中古で入手し、シャフトなど足りないパーツは新品購入しました。ディスク板も摩耗が酷いので新品購入しましたが、後で調べるとサンスターなどの社外品購入という手も有った様です。ブレーキホースはEARL'Sステンメッシュとしました。マジェ250用で長さも合った様です。スピードメーターケーブルはマジェ250用ですが気持ち短いので入れ替えるかもしれません。
 ステム打ち変えは私には出来無いのでWiLD-LiONさんにディスク化作業を依頼しました。ステムをノーマルからマジェの物に打ち変えてやります。ステムの幅がノーマルに比べてかなり広くなったのでボディーに干渉します。ボディーの一部に穴を開けて逃げてあります。この穴はゴムシートでカバーしてあります。また、サスペンションのボトム時に干渉してボディーの一部が削れています。サスペンションはノーマルマジェでは長いのでキジマのローダウンスプリングに交換してあります。ハンドル右のドラムブレーキレバー廻りは削り飛ばしてマジェのブレーキマスターを取り付けてあります。
 シートには小さな穴を発見したので貼り替える事にしました。ノーマルシートには2ヶ所くぼみが有ってそこに水が溜まる事も多いのでアンコ盛りしてあります。大人しい色合いでツートンにしてあります。心なしか高級感も出たかと思います。


ディスク化された状態 それ程違和感は無いですね。


左:マジェを移植されたフロント廻り 右:ステムの状態(奥に穴が見えます)


左:ステムの干渉を逃げる為に開けた穴のカバー 右:タイヤと干渉して削れたカウル


左:前から見た所。右はノーマル フォーク間の幅がかなり広がっています。


貼り替えたシート


ハンドル廻り

ディスクブレーキインプレッション

車体にまたがった感じは違和感有りません。ブレーキはノーマルから比べると雲泥の差で効きます。80km/h過ぎからでも安心して素早く減速出来るのは有り難いです。ノーマルではリヤブレーキも力一杯握ってもなかなか速度が落ちないので、かなり前車と車間を開けないと恐い思いをしてましたが、フロントだけでもかなり効くので普通に走れます。また、サスペンションも良くなった分、リアサスがプアに感じてしまいます。

続く

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